努力、根性、やればできるに気を付けて!

「天才とは1%のひらめきと99%の努力である」
この言葉、皆さん一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。発明家、エジソンの有名な言葉です。この言葉を最初に聞いたとき、私は「天才エジソンでも努力が大切なら、凡人の私たちはもっと努力が必要なんだ」と捉えました。学校でもよく紹介される言葉ですが、そのように受け取ることを意図して紹介されているように思います。
ですが最近、この言葉は「才能がなければ努力してもどうにもならない」ということを意図していたという説があると聞きとても驚きました。驚いたと同時に少しホッとした気持ちもありました。どちらの意味が本当だったのかはエジソンに聞いてみないと分かりませんが、後者の意味だと日本の教科書には載りそうにないですね。でもひとつの真実だと思いますし、楽な気持ちで暮らしていけそうですから後者の意味も広まってほしいところです。
たとえば私はバレエが好きなのですが、根性で努力すればプロになれるでしょうか?
難しそうです。訓練を積めば技術は向上するでしょうが、生まれ持った骨格や筋肉量、持久力などはどうでしょう。
エジソンがもし後者の意味を意図して「天才とは1%のひらめきと99%の努力である」と言ったのなら「バレリーナに適する資質を持って生まれてきた人が努力をして磨きをかけるのは素晴らしい」という感じでしょうか。適する資質を持っていない人に、努力すればプロになれるというのは無責任なことです。
では私がバレエをするのは無駄かと言えばそんなことはなく、元気が出る楽しい時間です。それは誰も「プロ並みにうまくなれないのはあなたの根性が足りないせい」と言いませんし、私自身もそのように思っていないから楽しめるのだと思います。そして今後プロのようにうまくなることはないでしょうが、後悔することもないと思います。バレエだと趣味ですし気づきやすいですが、学校や会社では「努力しても無理なことがある」ということが隠れてしまっているように思います。
もし今何かに行き詰っているなら、自分の才能や能力以上のことに無理やり挑んでいないか(他人に挑まされていないか)確認してみてください。卑屈になることはないですが、自分の能力に合わせて楽しんだり少しずつ階段を上っていくのが一番だと思います。力を抜いて楽しみましょう!