incubation~家族最後の日~

今回、マガジンもリニューアルするということで、新しい自分に生まれかわるきっかけをくれた音楽や実体験を、、というテーマでずっと考えていましたが、なかなか見つけることが出来ず悩んでいました。
締め切りギリギリの中、最近の生活の中で移動が多く、本を読む時間がたくさんあり、今回読んでいた植本一子さんの最新作「家族最後の日」がまさにそのきっかけをくれる作品でした。
ただ読み終えたばかりで、まだ自分の中で消化出来ていない気持ちもあるのですが、これから変わっていかないとと思っています。

私はきっとこのマガジンの読者よりだいぶ年上で、周りの環境や状況も異なると思います。世間では「アラサー」と呼ばれる年齢になり、普通に結婚もしました。
その中で幸せももちろんありますが、悩みも増えたと思います。周りから見れば「いい大人」かもしれませんが未だに誕生日は実家の家族からお祝いして貰えたら嬉しいし、独身時代よく遊べていた友人とも結婚したからか色々気にされ連絡も少なくなったように感じてしまいます。

でもそれは自分の中にあるものが全てに対する「期待」で、それが叶わなくただ一人悲しんでしまったりイライラの原因だとは薄々気付いてはいました。でも、今回一子さんの「家族最後の日」のあとがきでハッとさせられる部分があり、ようやく納得しました。

意味不明な文章になってしまったかと思いますが、とにかく植本一子さんの作品「家族最後の日」と前作の「かなわない」も読んで貰いたいです。
自分自身の生活と共感、みたいな作品ではなくこういう生き方もあって良いんだと私は思えました。
そして応援したくなるし、家族っていいなと今作で更に思いました。
私はまだ子供は居ませんが、もし出来たらまたこの気持ちも変わっていくんだろうと思います。変化は大事にしていきたいです。

Writer's Profile

Rika

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