SNSに疲れた日の対処法。

もしかしたら、わたしはデジタル疲れをしているのかもしれない。
そう思った日があった。

いま、ひとつもSNSをやってない人は、少ないと思う。
わたしもTwitter、facebook、Instagram、ブログ……たくさんのSNSを同時にやっているひとり。

そしてはじめに言っておくと、わたしはSNSが大好き。そして多分、スマホがないと生きていけないと思う。

でも時々、スマホやSNSにかなりのエネルギーを消耗している自分にも気づく。

わたしはSNSで世界中の人の写真や動画を見るのが好きだ。
世の中には素敵なものや人が無限にあって、それを見ているだけで平気で数時間は経ってしまう。

でも一方でその無限にある「素敵なものたち」に埋もれてしまう感覚になるときがある。
わたしがこの中で出来ることは何ひとつないんじゃないかな?
もう足りないものなんかないんじゃないかな?みたいな感覚。
情報と言葉に埋もれて、どれが自分の本当の考えなのかな?って分からなくなる感覚。

そのモードに陥ったある日、私は思い切って「スマホ使っちゃだめゲーム」をしてみた。
その名の通り、スマホの電源を切って、その間はどんな瞬間もアナログなことしかしちゃいけないゲーム。
期間は1日?3日間くらい?まさか。

……3時間だけ!(弱虫!)

それ以上の時間は「私がスマホを見てない間になにか重要なことが起きたのでは?!」と不安に陥ってしまった。(実際は誰からも連絡は来ていなかったけれど……!)

でもね。それだけでもとても効果的だった。

スマホ使っちゃだめゲームをしてみて、気づいたこと。

その1、目の疲れがとれる。
これはもう、そのまま。スマホが使えないとやることがなさすぎて、自然に周りを見渡しちゃうし、空を仰いじゃうから普段疲れている目を休ませることができるよ。

その2、手間がかかることを覚える。
スマホ使っちゃいけないだめゲームのときになにか写真に収めたいときは、スマホ以外のカメラを使うのだけど、特に「写ルンです」を使うという対処法は良かった。
いま新たに「写ルンです」が流行っている理由は、味のある写真が撮れるということ以外にも、出来上がりを確認できるまでに時間がかかるというのも少なからずあるんじゃないかなと思う。
「待つ」ということは、普段スマホでスピードを要している日々に、ときめきを与えてくれた。
(例え、その貴重な1枚が気に入らない顔だったとしても!)

そして3つめ。
それは、わたしは普段想像以上に「ここにはいない誰か」のことを考えているんだってことに気づけたこと。
返信を待ったり、相手がどう思うかを考えて文章を作るとき、想像以上にエネルギーを消耗しているのかも。

スマホの電源を消したとき「いま、ここにいる自分」に意識が向いた。
いま、ここにいる私はなにを考えているのか。
いま、この瞬間なにが食べたい?
いま、この瞬間なにがしたい?本当はなにが嫌?

この感覚はとてもわたしを満たしてくれた。
表面的なものではなく、ずっと深い部分で満たされる感じ。

刺激、刺激。面白いこと新しいこと。SNSは飽きなくて、知らないことを知るのは楽しい。
デジタルな時代に生まれた以上、そこに逆らうことは難しい。

でも……もし心が消耗してしまったとき。
そのときは、数時間くらいは電源を消して、自然の近くで深呼吸をしてみるのもいいかも。

足し算をやめて、日常から引き算をしてみたら、エネルギーが戻ってきてまた新しい自分に生まれ変わる気がした。
スマホの充電もいいけど、自分の充電も忘れちゃだめだなぁと思った1日だった。

Writer's Profile

shion
普段は「辻詩音」という名前でシンガーソングライターをしています。
音楽を聴くこと、つくることが大好きです。